『お金が貯まるのはどっち!?(菅井敏之著)』を読んで

お金

本屋でウロウロしていた時にこの本を見つけ、タイトルに惹かれて購入しました。

お金が貯まるのは、どっち!?』ということで、全部で25の質問に対して、2つの選択肢を提示して、よりお金が貯まるのはどっちかを説明している書籍です。

全部で25個の質問をとおして、お金を「稼ぐ力」と「管理する力」を養うために必要となる知識を説明しています。

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稼ぐ力とは

「稼ぐ力」の説明として、資産=持ち家を持つことが説明されていました。つまり、家を持ち、なるべく自分のお金を使わずに、銀行から安い金利でお金を借りて、大きなリターンを得ることでお金を稼ぐ方法が提示されていました。

筆者が6棟ほどのアパートを持ち、アパート経営されている経験から、このような方法が説明されています。
また、筆者は都市銀行の支店長を務めていた経験があるそうですが、現在は銀行を辞めてアパート経営を行っており、お金を貸す側、借りる側の両方を経験されている。

アパート経営の説明については、疑問を感じる点があったが、独身時代に中古の物件(1500万円ぐらい)で、金利が1.5%、返済期間が35年だと月々4万5千円の支払いで済むという試算については、自分でも試算した結果と一致し、また、ルームシェアをすることで住宅費をかなり抑えることができるという説明は、あながち机上の空論ではないと感じた。

管理する力とは

「管理する力」として必要な知識は『すべての支出を割合で決めること』、そして、支出したお金の記録をつける=家計簿をつけることで、自然と節約力が高まると説明しています。

また、節約する上でのポイントして4大固定費(住宅費、保険料、自動車費、教育費)を節約することがお金を貯める最短の道であると書かれていました。

この本を読んで、早速、「管理する力」をつけるためにスマホで家計簿のアプリ(「Zaim」というアプリ)を利用して、記録をつけ始めた。

短期間ではあるが、漠然と使っていたお金の記録をつけて、支出の割合を把握することが節約の第1歩となると徐々に実感している。

チョコレートやパンなどの値段が上がり、モノの値段が以前より一層家計に与える影響が大きくなっている一方で、給料がほとんど上がらない現状を踏まえると、読んでおいて損のない書籍だと感じました。

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