なでしこジャパンの女子ワールドカップ2015に向けての壮行試合として、5月24日に開催された国際親善試合「MS&ADなでしこカップ」のニュージーランド戦、5月28日に実施されたイタリア戦(長野・南長野運動公園球技場)のスタメンと結果は以下のとおりです。
5月24日ニュージーランド戦
スタメン
GK
背番号 | 名前 | 所属チーム |
21 | 山根 恵里奈 | ジェフユナイテッド市原・千葉レディース |
DF
背番号 | 名前 | 所属チーム |
5 | 鮫島 彩 | INAC神戸レオネッサ |
4 | 熊谷 紗希 | オリンピック・リヨン/フランス |
3 | 岩清水 梓 | 日テレ・ベレーザ |
2 | 近賀 ゆかり | INAC神戸レオネッサ |
MF
背番号 | 名前 | 所属チーム |
8 | 宮間 あや | 岡山湯郷Belle |
20 | 川村 優理 | ベガルタ仙台レディース |
10 | 澤 穂希 | INAC神戸レオネッサ |
9 | 川澄 奈穂美 | INAC神戸レオネッサ |
FW
背番号 | 名前 | 所属チーム |
7 | 安藤 梢 | 1.FFCフランクフルト/ドイツ |
17 | 大儀見 優季 | ボルフスブルグ/ドイツ |
何と言っても、澤選手が約1年ぶりになでしこジャパンに復帰して、早速スタメンとして出場していました。
前回のワールドカップメンバーと比較すると、9人が同じメンバーとなっています。ちなみに、山根選手と川村選手以外は同じメンバーとなっています。
※前回メンバーでもある阪口選手はケガのため、今回は出場しなかったようです。
試合結果
前半24分の澤選手のゴールにより、なでしこジャパンが1-0で勝ちました。
後半開始早々の2分に熊谷選手のペナルティーエリア内のファウルによりPKを取られましたが、ニュージーランド代表のウィルキンソン選手のPKが枠を外れた場面や、後半12分の相手のFKでGKの山根選手が前に飛び出しましたが、一瞬、相手の方が先に触り、こぼれた所に相手の選手にヘディングシュートを打たれましたが、岩清水選手がゴールに戻りながらもボールをクリアする場面などヒヤッとする時間帯もありましたが、最終的には、1-0での勝利となりました。
試合を観戦して
ニュージーランド代表も女子ワールドカップに出場しますし、なでしこジャパンが決勝トーナメントに進出すれば、決勝トーナメントの1回戦で対戦する可能性のある相手のためお互いに良い調整ができたのではないかと感じました。
また、なでしこジャパンは交代枠も3人使い、本大会を見据えて選手の状態を確認することができたのではないかと思います。
次は5月28日のイタリア戦となり、本大会前の最後の試合となりますが、良い調整ができることを期待したいと思います。
5月28日イタリア戦
スタメン
GK
背番号 | 名前 | 所属チーム |
18 | 海堀 あゆみ | INAC神戸レオネッサ |
DF
背番号 | 名前 | 所属チーム |
13 | 宇津木 瑠美 | モンペリエHSC/フランス |
4 | 熊谷 紗希 | オリンピック・リヨン/フランス |
3 | 岩清水 梓 | 日テレ・ベレーザ |
2 | 近賀 ゆかり | INAC神戸レオネッサ |
MF
背番号 | 名前 | 所属チーム |
8 | 宮間 あや | 岡山湯郷Belle |
6 | 阪口 夢穂 | 日テレ・ベレーザ |
10 | 澤 穂希 | INAC神戸レオネッサ |
9 | 川澄 奈穂美 | INAC神戸レオネッサ |
FW
背番号 | 名前 | 所属チーム |
9 | 大野 忍 | INAC神戸レオネッサ |
17 | 大儀見 優季 | ボルフスブルグ/ドイツ |
先日のニュージーランド戦と比べると、鮫島選手→宇津木選手に、川村選手→阪口選手に、安藤選手→大野選手にと、3選手を入れ替えてイタリア戦に臨んだなでしこジャパンでした。
ケガから復帰した阪口選手が川村選手に代わって出場しており、前回の女子ワールドカップで選ばれたメンバーがスタメンとなりました。
試合結果
後半7分の大儀見選手のゴールにより、なでしこジャパンが先日のニュージーランド戦と同様に1-0で勝ちました。
後半の7分に宇津木選手からパスを受けた大儀見選手が相手選手と競り合いながら、右足のアウトサイドでシュートを打ち、ゴールを奪いました。これが決勝点となり、1-0で勝利をおさめました。
試合を観戦して
壮行試合2試合を勝利で飾ったなでしこジャパンですが、まだまだ課題もあるかと思います。パスが思う繋がらない部分や、試合を決める2点目が奪えていないなどありますが、ワールドカップまでに修正して、初戦に臨んでもらいたいと思います
それにしても、南長野運動公園球技場は観客席からピッチまでの距離が近く、試合が見やすいスタジアムだと思いました。やはりサッカー・ラクビー専用のスタジアムということもあり、見やすさを考えられていると感じました。