なでしこジャパン 2-1 オランダ代表
負ければ終わりの決勝トーナメントが始まり、ベスト8進出のチームが次々と決まるなか、ようやくなでしこジャパンの試合が始まりました。
前回のエクアドル戦からスタメンをまた、変更して試合にのぞんだなでしこジャパンでしたが、前半の9分に左サイドを突破した宮間選手のセンタリングにあわせて、大儀見選手がヘディングシュートを放ちましたが、クロスバーに当たり、その跳ね返ったボールを有吉選手が右足のアウトサイドでシュート。このシュートが先制点となりました。
2点目は後半33分、阪口選手のミドルシュートでゴールネットを揺らしました。このまま終了するかと思った後半のアディショナルタイムにオランダに1点を返されてしまいました。
ペナルティーエリア内からのヘディングシュートで海堀選手の手前でワンバウンドしたこともあり、おそらく海堀選手は時間を稼ごうとして、手でキャッチするのではなく、胸でトラップをしようとしたところ、その胸トラップをミスしてしまい、そのままゴールラインを割ってしまい失点しました。(フジテレビの解説者の方が説明していました)
ただし、反撃もこの1点に抑え2-1で勝利し、ベスト8に進出しました。
試合を通してオランダに押し込まれる時間帯もありましたが、攻め込まれても動じることなく体を投げ出し、失点しないように気を付けつつ、終わってみると勝っているという試合でした。粘り強いという印象を感じました。
この調子で次のオーストラリア戦も期待したいと思います。(それにしても、ベスト8にアジア勢が中国、オーストラリア、日本と3チームも残っていることに驚いています)
オランダ戦のスタメン
ポジション | 背番号 | 名前 | 所属チーム |
GK | 18 | 海堀 あゆみ | INAC神戸レオネッサ |
DF | 5 | 鮫島 彩 | INAC神戸レオネッサ |
4 | 熊谷 紗希 | オリンピック・リヨン/フランス | |
3 | 岩清水 梓 | 日テレ・ベレーザ | |
19 | 有吉 佐織 | 日テレ・ベレーザ | |
MF | 8 | 宮間 あや | 岡山湯郷Belle |
13 | 宇津木 瑠美 | モンペリエHSC/フランス | |
6 | 阪口 夢穂 | 日テレ・ベレーザ | |
9 | 川澄 奈穂美 | INAC神戸レオネッサ | |
FW | 11 | 大野 忍 | INAC神戸レオネッサ |
17 | 大儀見 優季 | ボルフスブルグ/ドイツ |
今までの試合では、左サイドバックで出場していた宇津木選手を本来のポジションである、ボランチで起用し、その左サイドバックには鮫島選手を起用しています。また、大野選手もFWとして起用しており、各メンバーを本来のポジションで起用している印象を持ちました。
また、途中から大野選手に変え、岩渕選手を起用しており、岩渕選手の怪我の具合もある程度良くなっているのではないかと思いました。
決勝トーナメントの他の試合の動画
ブラジル代表 0-1 オーストラリア代表
アメリカ代表 2-0 コロンビア代表
ドイツ代表 4-1 スウェーデン代表