スコーロンという素材のウェアが人気になっていることはご存知でしょうか？なんと！この素材を利用したウェアを着用していると蚊がウェアに止まったとしても、すぐに逃げ出してしまうくらいの効果があるらしいです。昨年発生したデング熱は蚊を媒介して、人に感染しましたが、そもそも蚊に刺されないのであれば感染することもありません。
スコーロンとは？
スコーロンは、アース製薬が開発した揮散しない防虫剤と帝人グループのナノレベルの接着技術により、生まれた新しい素材です。（詳細は帝人フロンティア株式会社のサイトに記載されています。）
防虫剤が含まれている素材のため、スコーロンにとまった害虫は、触角と足の先にある感覚器で防虫剤を感知し、刺さずに逃げ出すそうです。（蚊を寄せ付けない素材ではなく、蚊は寄ってくるが服に触れると防虫剤を感知して逃げ出すようです。）
ウェアの繊維中に防虫剤が含まれているため、「虫などがとまっても刺されにくい」防虫素材で、さらに洗濯耐久性を飛躍的に向上させた画期的な防虫素材であるとのことです。
この素材を利用したアウトドア系のウェアが売れているようで、その商品を取り扱っているのが「FoxFire」というアウトドアブランドです。
FoxFireとは？
Foxfire自体はアメリカのアウトドアブランドですが、日本国内での運営は株式会社ティムコが行っています。
この会社はもともと、フライフィシッシング用品を扱ったことから始まり、現在では、フライフィシッシングだけではなく、アウトドア用品を輸入、企画、販売している会社です。
スコーロンの注意点
FoxFireのサイトには、アレルギーなどのバッチテストはしているものの、敏感肌やアレルギー体質だと自覚している方は使用を控えたほうがよいと記載されていましたので、購入する際はお店でここらへんのことを確認したほうがよさそうですね。
我が家には３歳と０歳の子どもがいるので、子どもたちが着てはどうか？と思いましたが、大人に対しての安全性試験を行っているものの、皮膚貼付試験等では乳幼児を対象とした試験までは行っておらず、「乳幼児にも安全です」とは言えないようです。
また、乳幼児は肌が敏感なため、できるだけ触れさせないようにすること、さらに、洗濯も乳幼児との衣服とは、一緒にしないようにとも注意書きがされていました。
ここまでの記載を読んでしまうと、我が家のように小さい子どもたちがいる場合は、着用は避けた方が無難な感じではないかと感じました。
ちなみに、利用している防虫剤は、有機エステル系の防虫剤を使用しているようです。この防虫剤は哺乳類に対する作用は弱いとのことでした。
具体的な商品は？
| スコーロン防虫速乾Tシャツ（半袖）HAR-COA-08NV / NAVY | ||||
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