前回、ロンドン五輪で金メダルを獲得したU23メキシコ代表との親善試合でU23日本代表が2-1で勝利しました。
得点は、前半1分の中島選手のゴールと前半32分の南野選手のゴールでした。
前半は、メキシコ代表にボールを回されるものチャンスらしいチャンスはあまり作らせず、遠藤選手の鋭い出足でのインターセプトからのカウンターなどで追加点を奪うことができ、2-0で折り返しました。
後半になると、メキシコ代表が試合を優位に進め、特に日本の左サイドを起点としてクロスやセンタリングが入るようになり、後半25分に得点を奪い、2-1となりました。
その後も、メキシコ代表はチャンスを作るものの、GK中村選手のファインセーブやDFの身体を張った守備で、終了間際の猛攻をしのいで、2-1で日本代表の勝利となりました。
U23日本代表のスタメン
ポジション | 背番号 | 名前 | 所属チーム |
GK | 23 | 中村 航輔 | 柏レイソル |
DF | 15 | 亀川 諒史 | アビスパ福岡 |
4 | 岩波 拓也 | ヴィッセル神戸 | |
5 | 植田 直通 | 鹿島アントラーズ | |
2 | ファン・ウェルメスケルケン・際 | FCドルトレヒト/オランダ | |
MF | 3 | 遠藤 航 | 浦和レッズ |
7 | 原川 力 | 川崎フロンターレ | |
10 | 中島 翔哉 | FC東京 | |
14 | 豊川 雄太 | ファジアーノ岡山 | |
18 | 南野 拓実 | ザルツブルク/オーストリア | |
FW | 9 | 久保 裕也 | BSCヤングボーイズ/スイス |
ファン・ウェルメスケルケン・際選手がスタメンでした。ただし、この試合までに2日間ほどしか練習ができていなかったそうです。
この試合は70分ぐらいで途中交代となりましたが、試合後のインタビューでは、以下のように話していました。
「デビュー戦ということでいい緊張感で臨めたと思いますし、はいり少し、自分の所からやられる部分があったんで、そこは次の修正点ということでしっかり、修正していきたいなと思います。」
ー次にチャンスをもらった場合にはどうしたいですか?-
「守備のやり方とかどういった形でサッカーをやっていくかは、試合を通じてかなり分かったんで、自分の動きだったり、もっとどういうことをやっていけばいいかという部分は、かなり自分でつかめてきたので、次のチャンス、いただけるのであれば、しっかり、がっちりつかんでいけるようにそこは振り返っていきたいです。」
なお、手倉森監督は際選手について、以下のように試合後に話していました。
「初めてのわりにはやってくれたなと思います。ちょっとポジション取りが何メートルかのずれがあって、ハーフタイムにもこれまでのメンバーからアドバイス受けながら、やれていましたから、可能性は感じました」
最後に
アジア最終予選で優勝したことでかなりチームとしてレベルアップしたような印象を受けました。
これだけ良い試合をしたので、是非、次の試合もテレビ放送してもらえればという期待感を抱かせる試合でした。
テレビ放送がないのが残念です。