エディー・ジャパンの約束
ワールドカップ初戦の南アフリカ戦を2日後に控えた9月17日の会見でのエディー・ジョーンズヘッドコーチは「日本はこのW杯に、ラグビーの世界でリスペクトを得るために来た」という内容の話しをしたそうです。
その話の内容が紹介されながら、最終戦のアメリカ戦までの流れが説明されていました。
「ブライトンの衝撃」は永遠に
この次の記事が「ブライトンの衝撃」という内容で、南アフリカとの試合の詳細が記載されていました。
どのように日本が試合を展開していったのか?どこに試合のポイントがあったのかが記載されており、そして、歴史的な勝利を手繰り寄せた最後のスクラムを選択したシーンでの会場の様子などが記されています。
日本×スコットランド
その次の記事は「日本×スコットランド」の試合内容が、さらに次の記事では「日本×サモア」そして、「日本×アメリカ」と続けて、記載されていました。
エディー・ジョーンズ
これらの試合の詳細の後に、エディー・ジョーンズヘッドコーチへのインタビュー記事が紹介されています。
この記事が一番、興味深かったです。
南アフリカ戦を戦う前にどのようなプランを立てたのかという質問に対して、プランを立てる上でヒントになったとのは、一冊の本だったようです。
「逆転!」というマルコム・グラッドウェルという方が書いた本だったようです。
その本から南アフリカに対して必要なことのインスピレーションを得たとのことです。
また、南アフリカ戦の当日の朝にキャプテンのリーチ・マイケル選手と話したことが紹介されており、その時に喋った内容と全く同じ状況が現実に起こったそうです。
これらの話しを読むことで、より一層、南アフリカに勝った時のことが、興味深く感じられました。
それ以外にももちろんエディー・ジョーンズヘッドコーチ以外にも、五郎丸選手やリーチ・マイケル選手や、FWコーチのスティーブ・ボーズウィックコーチ、スクラムコーチのマルク・ダルマゾコーチまで含めたインタビュー記事が記載されていて、興味深い内容の連続でした。
Number 特別増刊「桜の凱歌」エディー・ジャパンW杯戦記 (Sports Graphic Number(スポーツ・グラフィック ナンバー)) |
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