世界水泳2015の日本代表選手の中で個人的に注目しているのが入江陵介選手です。日本代表に初めて選ばれてから今年で１０年目を迎える入江選手の活躍に期待しています。
先日、テレビ東京のGetSportsで入江選手の特集が放送されていたので、その内容を紹介したいと思います。
過去の成績
| 大会名 | 成績 |
| ロンドンオリンピック（２０１２年） |
１００ｍ背泳ぎ 銅メダル |
| 世界水泳（２０１１） | １００ｍ背泳ぎ 銅メダル ２００ｍ背泳ぎ 銀メダル |
| 世界水泳（２０１３） | ４×１００ｍメドレーリレー 銅メダル |
入江選手は高校２年生（１６歳）の時に初めて日本代表の選出されており、今年で日本代表歴が１０年目を迎えています。
また、日本選手権の２００ｍ背泳ぎでは、今年４月に日本選手権で優勝しており９連覇を達成しています。ちなみに競泳の日本選手権を９連覇したのは過去に３人しかいないそうです。
糸井統選手（１９８９年～１９９７）２００ｍ背泳ぎ
北島康介選手（２０００年～２００８年）１００ｍ平泳ぎ
入江陵介選手（２００７年～２０１５年）２００ｍ背泳ぎ
金メダルを獲得していない
上記のように日本国内では圧倒的な強さを見せている入江選手ですが、世界水泳とオリンピックではまだ金メダルを獲得したことがありません。
また、２０１３年（ロンドンオリンピックの翌年）のバルセロナ世界水泳では、１００ｍ・２００ｍの背泳ぎで４位という結果に終わりました。（世界水泳で初めて個人種目でのメダル獲得を逃しています。）
レース後のインタビューでも「やっぱり自分は真ん中に立てない人間なのかな・・・」とはなしをするほど、どん底の状態にあり、闘争心を失いかけていたようです。
転機
そのような状態の中から復活することができたのには、２０１３年に関わった「東京五輪招致活動」があったようです。
東京オリンピックが決まったあの会場に入江選手もおり、『「TOKYO」と聞いてアスリートとして五輪で活躍したい気持ちが一気に良くなった』と本人も語っていました。
世界水泳２０１５に向けて
今回の世界水泳では日本代表男子のキャプテンに就任しました。
そして、今回の世界水泳の目標は金メダルを獲得することです。今回の世界水泳で金メダルを獲得した選手は、自動的にリオオリンピックの日本代表選手に内定となります。