FOOT×BRAIN(フットブレイン)の「親子で見てほしいSP」に池上正さんが出演

FootBrain

普段は毎週土曜日の夜11時半から放送されているFOOT×BRAIN(フットブレイン)が5月17日の日曜日に放送されており、そのゲストに池上正さんが出演していたので見ました。

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池上正さんとは?

少年少女サッカーの育成のカリスマと呼ばれており、現在は京都パープルサンガの育成・普及部 部長をされている方で、サッカークラブやJリーグの下部組織での育成指導歴が36年で、元日本代表の監督であったオシム氏からも育成メソッドを学ばれた方です。

ジェフユナイテッド市原千葉の下部組織時代には、千葉県内の幼稚園や小学校、地域クラブなどにも「サッカーおとどけ隊」として出張指導をされており、現在までのべ40万人の子どもたちを指導しています。

池上さんがまず最初に言っていたことが「子どもたちの育成が難しい時代」ということです。

言われたことしかしない子どもたちを、自分で考えてえやるにはどうすればいいのかという点がむずかしいとおっしゃっていました。

お父さん・お母さんに絶対に覚えてほしい3つのこと

今回の放送内容の対象が少年少女サッカーをやっているお子さん、そして、そのお父さんやお母さんで、親子で知っておいてほしいこととして以下の3つが紹介されていました。

1.練習よりも家族旅行を優先させる!

一つ目は特に、監督・コーチに伝えたい内容とのことです。

日本の子どもたちは練習をし過ぎているとのこと。土日も練習するチームが多いが、ヨーロッパなどはどちらか1日だけのようです。どちらかは必ず休んでいる。休んでいるが、あれだけの選手が生まれている、つまり、練習時間には比例していない。また、子どもたちの切り替え(練習・遊ぶ・勉強するなどの)がうまいとのこと。

練習のし過ぎで、サッカー熱が冷めてしまうことがないため、燃え尽き、飽きてしまって辞めてしまうことがないのではないか?と感じました。

なお、遊びでサッカーをやることはOKとのこと。遊ぶ気持ちでやるのであれば、それはいくらでもやって大丈夫とのことです。池上さんの意見。

2.抽象的な言葉で叱らない!

「周りを見なさい」「考えなさい」という指示ではなく「何をどうしたらいいのか?を具体的に教えてあげることが大切」とのことです。

また、「考えなさい」と言っても、『考えるベースができていない』ので、子どもに教える時は、選択しを与えてどっちがよいか?という聞き方をすることで、子どもたち自身が考え出す。

3.できない経験をさせるべし!

子どもにはできない練習をどんどんさせる。できないことをどうしたらできるようになるのかをやるのが練習。

難しいのではないか?ということが多すぎる。できないで困っている子ども

個人的に印象に残っている言葉

褒めるより認める

やったことを認めてあげる。まずは、子どもがやったことを認めてあげることが重要。自分で考えて実行したからよい。でも、こっちの考え方もない?と子どもに投げかけながら、そういう方向に進むのがよい。

番組に出演していた子どもたちの意見からも、褒めてばかりではなく、ダメなところは指摘して欲しいという意見もあり(かなりしっかりしている意見を言うなぁという驚きと、しっかりと大人を見ているなぁという両方の驚きましたが)、ただ単に褒めるだけではいけないのだと思いました。

ただし、小学生になってからかなという気もしましたが。。

最後に

いかに、スポーツをスポーツとしてよりも、遊びとして取り組ませて、楽しみながら続けていくのかということが大切で、その中で物事を判断する上でのベースとなる考え方を伝えていくことで遊びから徐々に、スポーツとして取り組ませて行くことが大切なのではないかと感じました。

この方向性を間違えないように、まずは子どもと楽しんで遊ぶことが必要なのではないかと思いながら、放送を見ていました。

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⇒ FootBrain(フットブレイン)で育成×科学!年代別の最適なトレーニングとは!?

⇒ FOOT×BRAIN(フットブレイン)で、ゲームはサッカーの技術向上にも有効!と紹介していた

⇒ 岡崎慎司選手の足を早くした杉本コーチが教える早く走るための練習法とは?

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