FOOT×BRAIN(フットブレイン)で紹介された体幹トレーニングの問題点

フットブレインで紹介された体幹トレーニングの問題点

目からウロコの体の鍛え方おしえます。ということで体幹トレーニングの問題点を説明した上で、その問題点を解消するためにどのような鍛え方をすればよいのか?という紹介がされていました。

教えてくれたのが、「体作りの全てを知り尽くしたトレーニングのエキスパート」として紹介された、オリエント・フィジオ・アカデミー代表の波田野征美(33才、理学療法士)さんです。

ちょっとぽっちゃりした方(北沢さんの波田野さんへのコメントがおもしろく、「話しを聞かないとこのままでは終われないなという感じ」と、少しぽっちゃりした波田野さんの姿から、このような感想を述べておられました。)でしたが、放送の中でも波田野さんが体を動かす機会がありましたが、体の動きが非常にしなやかな印象を持ちました。

理学療法士として活躍しながら、波田野さんが開催するセミナーには体を鍛えるプロたちも多く集まり、その考え方が大注目されているようです。

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体幹トレーニングの鍛え方を間違うな!

ここ最近、スポーツの世界では、フィジカルを鍛えるために体幹トレーニングが流行っているが、今でも、結局、フィジカルが弱いと言われてしまっている。

だとすると、鍛え方がまちがっているとお話しをされていました。

フットブレインの体幹トレーニングの問題点

どう、間違っている?

体幹トレーニングのポイントになるのが、以下(「横隔膜」「多裂筋」「腹横筋」「骨盤底筋」)の筋肉とのこと。

体幹(インナーマッスル)

体幹トレーニングはおなか周りのこれらの筋肉をガチッと固めて、安定するだろうという考え方。

実は、これをしてしまうと弱くなってしまうとのこと。つまり、上記の筋肉を固めてしまうことが問題点として指摘されていました。

なぜか?

ここで建物の話を例に説明がされました。

建物の話しとして、剛構造と柔構造があるとのこと。

剛構造

剛構造は、分厚い壁でガチッと固める建て方。

小さい揺れには強いが、大きな揺れに対しては弱く、簡単に崩れてしまう。

体幹トレーニング、インナーマッスルは、体の構造で考えたら、かなり、表層の筋肉なので、ガチッと固めることは、体でも剛構造のからだになってしまう。

そのため、弱い当たりであれば、びくともしないが、強い当たりだと、簡単に崩されてしまう。

柔構造

柔構造、代表的なものは、五重塔。

一本の柱があって、各階層がずれあうようになっている構造のこと。

弱い振動でも揺れるが、強い振動(剛構造の建物では崩れてしまう振動)でも、ただ揺れているだけで、崩れない。

そのため、ガチッと固めるトレーニングではなく、柔構造のような、ゆらゆら揺れるような体を作った方がよく、その方が実際には当たりが強くなる=フィジカルが強くなる。

このように、単純に体幹を固めたとしても、相手から強く当たられるとバランスを崩してしまう。バランスを崩さないためにも、体幹を固めるのではなく、可動域を広げるようなトレーニングが必要とのことです。

体作りのポイント

体を前後に動かしたり、反ったり、左右に動に曲げたり、捻ったり、可動域いっぱいに最大限使えるのが、良いからだのポイント。

バキバキに固めてしまうと、可動域が狭くなってしまい、体が伸びなくなってしまうのがよくないとのこと。

先生が手本となる選手として紹介していたのが、ネイマール選手。

細かくフェイントをかけながら、当たられてもその衝撃を結構吸収していたり、吹き飛ばされる時でも、ちゃんと姿勢をコントロールして、転ばずに次のプレーにつなげられると。

どのようにトレーニングすればよいのか?

座っていてのトレーニングでよいとのこと。

①座って、手を頭の後ろで組む。

②その状態で体を丸くしたり、反ったりする。

体を丸めた様子

体を丸める

体を反った様子

体を反った様子

③これを何回か続ける。

これをただやるのではなく、動かす場所(体の場所)のポイントを意識してやる。

そのポイントは以下のとおり。

体を動かす時のポイント

上記の5つの部分が体幹部分の動きの始点になっているとのこと。そのため、各部分を意識して、下から順番に各ポイントに力を入れながら、やる。

つまり、下腹を意識して曲げる、反る。
次に、お臍を意識して曲げる、反る。
次に、…と続けていく。

曲げる・反るだけでなく、さらに、横方向(左右)でも、同じように動かす。

このように、可動域を広げるためのトレーニングも必要だと説明されていました。

子どもたちが体幹を鍛えるには?

ラジオ体操がよいとのこと。

ただし、できるだけ動きを大きくやることがポイント。

ラジオ体操はいろんな運動の要素がはいっているのでよいとも説明されていました。

さらに、当たられた時に耐えるや、相手を崩す、このような術を学ぶのに、柔道や合気道、サッカーの蹴る動作では、空手やキックボクシングなどがよいとも説明されていました。

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