ロゲイニングとはどんなスポーツ?
大人から子どもまで、走ることの初心者から上級者(フルマラソンを完走できるような人まで)登山愛好家など幅広い年齢の方々、男女性別を問わずに、これらの人々が同時に各々のレベルに合わせて楽しめるスポーツではないかと思います。
そもそも、「ロゲイニング(英語の表記:rogaining)」とはウィキペディアで調べると
以下のように記載されています。
地図、コンパスを使って、山野に多数設置されたチェックポイントをできるだけ多く
制限時間内にまわり、得られた点数を競う野外スポーツである。
オリエンテーリングと似ているものの、チェックポイントが多数設定されていること、
チェックポイントを辿る順序が決められていないなどの違いがある。
私自身が参加した大会(松本ロゲイニング2013)で言うと、松本市を舞台としていて
開始前に以下のような地図とチェックポイントの詳細が記載された資料が配布されます。
<地図>
<チェックポイントの詳細>
まずは、この地図を見ながらどのような順番でチェックポイントを回るのかを各チームで
検討します。ちなみに、地図が配布されるのは開始時間の10分前ぐらいだったかと記憶
しています。
地図上にチェックポイントが記載されているだけなので、各チームごとに自由にまずは、
ココに行き、次にココ、時間がありそうであれば、こっちに行き、もし時間がなければ
このままこっちにと、ワイワイガヤガヤしながら回る順番を決めていきます。
実際の参加者も、本格的にフルマラソンなどを走っていそうな方、家族連れで小学生の
お兄ちゃんも参加している方、高齢のご夫婦で参加している方、1歳時を抱っこしながら参加している無謀な方(我が家の子ことです)など、レベルも年齢も異なる方々が参加していました。
参加した松本ロゲイニングの制限時間は3時間でした。
この制限時間の中でどれだけ多くのチェックポイントを回れるのか、また、チェックポイントごとに得点が設定されているので、最終的にはその得点が多いチームが優勝となります。
なお、制限時間が設けられているので、制限時間内に戻ってこれないとオーバーした時間
の分だけ得点がマイナスされるようになっています。
何が楽しいの?
いろいろなレベルの人々(本格的な競技志向の方、家族連れ、高齢の夫婦など)が同時に参加できること、競技中にもすれ違うたびにお互いに声を掛け合って励ますことなどがありました。
また、スタートする前にチェックポイントをどのように回るのかを各チームで話合いますがその中でワイワイガヤガヤしながら、あーでもない、こーでもないと言いながら、回る順番を決めることができ、コミュニケーションをとりながら、もちろん競技中でも回る順番をどうするか?決めなければいけないことが多々あり、普段とは違う周りの方の一面が見られること
チームとして行動しなければならず、チームワークが重要なところ。個人の力も重要ですが全員でゴールしないといけないため、ゴールした後の一体感などを感じられる
参加するのに必要なものは?
・ランニングシューズ
もちろんあればランニングシューズで参加してください。大会によっては山の中での大会もあるのでその場合は、走ることを想定したトレッキングシューズなどがあれば良いかと思います。
・リュックサック
地図を持つことを考えると、飲み物などはなるべく手に持たずに小型のリュックサックに入れおく方が便利です。腰に巻くタイプのウェストポーチ(スポーツ用ポーチ)でもOKです。
・コンパス
今回参加した大会では必要ありませんでした。ただし、長時間の大会や山の中での大会の場合は必要かと思います。参加時に確認することをおススメします。
・カメラ
チェックポイントを通過したことの証明のためにデジカメやスマホ、ガラケーのカメラで撮影する必要があるため。最近は、スマホが一般的ですかね。
※個人で参加しても、同じように個人参加の人同士でチームを作ることができる大会もあります。
※今回は3時間というロゲイニングの中では比較的短い制限時間での持ち物を想定しています。
どんな大会があるの?
大会の情報は以下のサイトで確認できます。
日本ロゲイニング協会
URL:http://www.rogaining.jp/
さらに、大会を探す、そして、申込は以下のサイトから。
SPORTS ENTRY
URL:http://www.sportsentry.ne.jp/
ちなみに「SPORTS ENTRY」での大会の検索の仕方を記載しておきます。
上記のように、画面の左側に「ロゲイニング」という項目が用意されているので、この項目を選択の上、開催地や開催月などの条件を設定して検索することができます。
是非、興味があれば調べてみてください!
⇒ 【トレイルランナーヤマケンは笑う】(山本健一著)はメンタルトレーニングの本だった!